アート活動でやってはいけないこと!!

アート活動で特にギャラリーさんとの関係で注意しなければいけないことがあります。

ギャラリーでの展示の時、企画展に限りますが、もし、そこで作品を購入したいお客さんが
いたとします。その時、ギャラリーのマージンは40パーセント取られるとなると、10万円の絵だとしたら
6万円の収入になってしまいますよね。すると悪魔が現れて、”後日、取引したら10万円まるまるもらえるでーー”って
ささやくのです。

悪魔のささやきには乗ってはいけない

展覧会後日にお客様に販売するのは、やめましょう。
ギャラリーといい関係でいるために、悪魔のささやきには乗らない


確かに一生懸命描いた絵をやっと買う人が現れて10万円のうち4万円取られてしまったら、非常にもったいないですよね?
しかし、企画展の場合絶対そのようなことをしてはいけません。仮に自分が呼んだお客様の場合でも、そこに展示してあった作品は
そのギャラリーを通して購入してもらうようにしましょう。ギャラリーのお客様でしたら、どんな作品もギャラリーを通して購入するようにしましょう。
また、ギャラリーのお抱えのお客様を別の展覧会に誘うことも絶対してはいけません。(自分の直のお客さんは大丈夫です)
自分の経験上、意図的に、そのような販売をしたことはありませんが、既にいる私のファンの方々は、
直で購入されることがありますので、そこらへんが、ごちゃごちゃにならないように気を付けています。
 私のようにある固定のギャラリーさんと契約していない場合、そこらへんが、曖昧になりがちですが、
基本的に、企画展のギャラリー展示の場合、ギャラリーを通じてきてくれたお客さんには、個人的に名刺を渡すのも、気を付けましょう。
また、自分で呼んだお客様も、その展覧会で購入していただくようにしましょう。くれぐれも
展示終了後の取引は、絶対にやめるようにしましょう。今後、活動が出来なくなってしまう可能性があります。また、展覧会で新たなお客様が(つまり自分が呼んだお客様)購入してもらうということは、ギャラリーにとってもとてもうれしいことですので、ギャラリーがあなたに対しての評価もグンと上がります。
結局この繰り返しが、積み重なって、アーティストとしてのキャリアアップに繋がります。

昔、景気が良かったころは、アーティストがお客を呼ばなくても、ギャラリーの方でお客さんを確保出来ていました。
ですので、アーティストは、ギャラリーに認められさえすれば、チャンスがあり、アーティストがお客を呼ぶこともなかったと思います。
いまの時代、そういうわけには行きません。ギャラリーと作家がいい関係で、お互いが儲かるように、
お互いが努力しあえれば、きっといい展覧会ができ、売り上げにつながります。

ギャラリーと作家がいい関係でいると売り上げも上がる

ごくごくまれにですが、契約してないのに、ギャラリーが契約した風に言ってきて、個人的に売った絵に文句言う
ギャラリーがいますが、そのようなサインをしてない限り、展覧会が終わりましたら、そこで、終了ですので、
その後、どこで何を売ろうがあなたの勝手ですので、大丈夫ですが、後のトラブルを防ぐために、ギャラリーの
お抱えのお客様は、必ずギャラリーを通して販売するようにしましょう。
ギャラリーのお客さんとは、よくそのギャラリーに行くということです。そのようなお客に、別の場所で販売したのがバレたりでもしたら、
ギャラリー側も気分が悪いですし、評価が下がってしまいます。しっかり、ギャラリーに通して販売すれば、
逆にギャラリーの評価が上がります。

まとめ

企画展の開催のとき、必ず、販売はギャラリーを通して販売する。

ギャラリーのお客様には、名刺なども極力渡さない。(後のトラブルを防ぐため)

ギャラリー契約してない場合、展覧会終了後は、基本的にどこで誰に売ろうと作家の自由であるが、ギャラリーのお客様には、ギャラリーをとおして販売すること。

ギャラリーと作家が力を合わせていい関係を構築する努力をする。

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